泣きたくなるほど美しい朝ーー至誠の命日を終えて
東川の庭はもうすっかり秋の深まりを感じさせます。紅葉した桜の葉は一部を残すだけとなり、黄色く染まった銀杏の木に、黄色の実が揺れています。去年の11月から1年。やっと庭の営みを知り、来年はもっとゆっくりと庭に寄り添っていけそうな気がします。10月26日は、至誠の命日でした。その日、私が1人で泣きながらご…
東川の庭はもうすっかり秋の深まりを感じさせます。紅葉した桜の葉は一部を残すだけとなり、黄色く染まった銀杏の木に、黄色の実が揺れています。去年の11月から1年。やっと庭の営みを知り、来年はもっとゆっくりと庭に寄り添っていけそうな気がします。10月26日は、至誠の命日でした。その日、私が1人で泣きながらご…
10月22日、岐阜の至誠の故郷の光明寺で、一周忌の法要を営みました。2人のおねえさん一家との小さく温かな法要でした。昨年の10月21日。森山さんに同席してもらい…
旭岳がきれいに見える日。北の住まい設計社のカフェでひとり、ランチをしていました。2年前の夏、至誠と座った席でした。食後のコーヒーカップも、あの日と同じアラビアのもの…
北海道のお盆は8月です。至誠の初盆。でも、至誠はいつも私とここにいるので、特別なことはしません。いつものように庭の花を飾り、いつものように話をする。それでいいの…
6月24日は至誠の誕生日でした。70歳。数え年では、古稀と呼ぶ歳です。70年生きることはなんて難しいのでしょうか。古稀を待たずしていなくなってしまうなんて、思いもしなか…