もし、明日私の命が尽きるとしたら、この写真を「遺影」にしよう

10月26日。もうすぐ至誠の5回目の命日がやってくる。月日の経つのはなんて早いのだろう。あの日から、もう4年も経つなんて。昨日のことのように鮮明に、痛みを伴って蘇る記憶。それでも4年という歳月は、少しずつその痛みを突き刺すような激しいものから、じんわりと深く届く痛みに変えた。いや、私はただ、その痛みに慣れただけなのか…

「今を生きる」ーー小石至誠の今

9月11日、土曜日の朝。6時頃、ふと目が覚めました。そのあとすぐに電話が鳴りました。家人の入院している病院からでした。「すぐに来てください」心臓がドキドキし、倒…

雪の朝、母と至誠と谷川俊太郎さんの詩

目が覚めたらナルニアの森のような、雪国だった。今も降り続いている。谷川俊太郎さんの訃報を見る。18歳の時、たまたま行った札幌の書店で谷川さんがサイン会を…