延命治療はしない

2019年8月28日、父は痰が絡んでひどく咳き込み、苦しんでいました。間質性肺炎が悪化し、肺に痰がたまっていきます。看護師さんが「痰を取っていいですか?」と聞くと、父はイヤイヤと首を振りました。「痰を取る苦しみは本人にしかわからない」と苦しい息の下から言うのです。痰を吸引すれば、少し楽…

父が教えてくれた「命の尊厳」

延命治療はしたくない、というのは、母が存命だった時から、家族で共有していたことでした。102歳で亡くなった母方の祖母は胃ろうでした。ほとんど意識がなく、意思の疎…

介護と仕事のはざまで

命の灯火が消えようとしています。少しずつ少しずつ。深夜、0時過ぎに札幌からタクシーで、定山渓の病院に着きました。一週間ぶりに会った父は、一回り小さくなってい…

介護の時こそ「小さな喜び」を見つける

死に向かって弱っていく親を見つめているのはつらい。精神的に落ち込まずにはいられません。でもだからこそ、自分が少しでも普通でいられるように、優しい気持ちで…

父がくれた夏休み

父が急に食事を取らなくなったーーと病院から連絡があり、札幌の郊外、定山渓病院へ。8月の初めに、療養型の病院に転院したばかり。着いたのが深夜だったので、そ…