父が教えてくれた「命の尊厳」
延命治療はしたくない、というのは、母が存命だった時から、家族で共有していたことでした。102歳で亡くなった母方の祖母は胃ろうでした。ほとんど意識がなく、意思の疎通もできず、という状態が何年も続きました。そんな中でも、毎月、母は札幌から旭川まで祖母に会いに通っていました。その経験から、父も母も無用な延命…
延命治療はしたくない、というのは、母が存命だった時から、家族で共有していたことでした。102歳で亡くなった母方の祖母は胃ろうでした。ほとんど意識がなく、意思の疎通もできず、という状態が何年も続きました。そんな中でも、毎月、母は札幌から旭川まで祖母に会いに通っていました。その経験から、父も母も無用な延命…
命の灯火が消えようとしています。少しずつ少しずつ。深夜、0時過ぎに札幌からタクシーで、定山渓の病院に着きました。一週間ぶりに会った父は、一回り小さくなってい…
「個人ブログをスタートした理由」をご覧になって、家人と私の決断に驚いた方もいるかもしれません。北海道の東川町に土地を購入したのは、今年の7月のこと。…
個人ブログを立ちあげる以前から、私は4つのメディアを持っていました。モダンリビングのサイトの下田結花のブログ、発行人の視点、フェイスブック、インスタグラム。…
死に向かって弱っていく親を見つめているのはつらい。精神的に落ち込まずにはいられません。でもだからこそ、自分が少しでも普通でいられるように、優しい気持ちで…