痛みに耐えて

  1. Family


旭川出張から戻ってきた翌日のこと。家人が背中が痛い、というので見てみると、小さなポツポツが、、、もしや、帯状疱疹では?


最近、友人が帯状疱疹にかかり、詳しく症状を聞いていました。早く薬を飲まないと長引く可能性があるということも。


そこで、すぐに病院に電話し、翌日、皮膚科を受診しました。その時は、衣服が擦れると痛い、という程度でしたが、小さな水疱もでき始めており、「帯状疱疹ですね」と1分もかからず医師は断言。その日は飲み薬と塗り薬を処方され、帰宅。


冷えると痛みが増すとのこと。お風呂に入ることは奨励します、とのことだったので、家人はゆっくりとバスタブに浸かって温まり、その日は就寝しました。


ところが!昨日になって、痛い、痛いを連発。痛さのあまり、顔をしかめ、夕食にも手がつけられず。もらっていた鎮痛剤を飲んでなんとかしのぎましたが、見ているだけは本当に辛い。


今日は以前から決まっていた血液内科の外来受診で、再び病院へ。

行く途中も、着いてからも、ずっと痛みが続き、ついには待合室のベンチにダウン。看護師さんが「どうしました?」と慌てて飛んできました。


すぐに、担当医が来てくれ、痛み止めの点滴。血液検査の結果、血小板も足りないということで、輸血も。家人は処置室の小さなベッドに3時間半あまり横たわっていました。


その間に、私はiPhoneで病院からリモート会議。?


帰宅するタクシーの中でも、2つめのリモート会議。?


点滴効果で痛みは急激に減少し、夕食には頂き物のうどんをパクパク食べる家人でした。

そして、お夜食には頂き物の大粒ブルーベリーと神戸のバームクーヘンを。


しかし、痛みはまだ残っているので、今も鎮痛剤を服用しています。


臍帯血移植からもうすぐ半年。免疫力が落ちているため、帯状疱疹になる人も多いのだそうです。


痛みがなく、食事ができることって、幸せ。


今は、ひとつひとつ、目の前の笑顔を積み重ねていければ、と思います。

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