「家族の入院」というタイトルで初めて家人の急性白血病のことを書いたのは、去年の3月12日のことでした。
家族の入院→https://yuka-shimoda.jp/wp/family/398/
あれから1年。
そして、今日は担当医と家人と私の3人での面談の日でもありました。
昨年10月に虎の門病院に入院して、途中、2週間の一時退院はありましたが、すでに6ヶ月になります。
それ以前にも、10ヶ月の抗がん剤治療による、別の病院での入院がありました。
12月の臍帯血移植を経て、ここまで来たことを思うと、胸がいっぱいになるとしか、言いようがありません。
コロナのワクチン接種についてお聞きすると、移植患者の場合、副作用のリスクが大きいので、通常でも一年はワクチン接種はしないとのこと。
そのうえ自分以外の造血細胞が新たに入ったことにより、細胞も新しく生まれ変わっているため、全てにおいて「2歳児」のようなものなのだそうです。
紫外線にも慣れていないので、敏感肌用の日焼け止めを必ずつけるように、という指導もありました。
カフェやレストランでの外食はもちろんできませんし、ショップや人の多い場所へ行くことも一切避けるつもりです。
東川の家も、飛行機に乗れるのは早くて2ヶ月後と医師には言われています。
そんな不安や、越えなければいけない壁があるとは言え、家人にとっても私にとっても、やっぱり退院は嬉しい。
今からの1週間をカウントダウンしています。

もう蕾が膨らみ始めていた。