3月に株式会社2M houseを立ち上げてから半年が経ちました。
(株)2M houseの起業と退職ーー誕生日、そして新しい人生へ
モダンリビングとは別の仕事を、と考えての起業でしたが、どんな仕事の依頼があるかはっきりとはわからないなかでのスタートでした。
今、その一つが具体的に形になりました。旭川ふるさと納税の特設サイトのコラムの執筆という仕事です。
母の実家が旭川でしたから、旭川で生まれ、また小さい時から夏休み冬休みのたびに旭川に来ていました。
2003年にモダンリビングの編集長になってからは、旭川デザインウィークもたびたび取材に訪れましたし、私が主催するMLクラブの「旭川デザインウィークバスツアー」も何年にもわたって実施しています。
そうした関わりもあって、旭川家具はとても身近な存在です。
東川の自宅のキッチンやカウンター、ベッドなども、旭川家具の工房に頼んで造作してもらいました。
旭川市がふるさと納税に力を入れており、中でも返礼品として旭川家具を広く認知して欲しいと、旭川家具の特設サイトを制作、そのサイトがローンチされました。
私はこの中で、インテリアコラムを書いていて、今、3回目まで掲載されています。
【vol.1】二拠点生活で知った豊かな暮らし方【コラムを読む】
【vol.2】北の大地で生まれた、旭川家具の魅力【コラムを読む】
執筆だけでなく、企画・構成、写真の撮影のディレクションなどもしています。撮影は東川在住のカメラマン、和田北斗さん。また、一部の写真は、旭川家具工業協同組合や旭川家具の会社からお借りしています。
今回改めて旭川家具のことを調べたり、歴史を遡ったりし、その価値と魅力に改めて気づくことができました。けれど、それをまだまだ多くの方に伝えきれていないと感じています。それが私のこれからの大きな仕事になるような気がします。
撮影/和田北斗
今回、私が提案して、コラムの中に、Shimoda’s Choiceというコーナーを作らせていただきました。
毎回数点ずつ、私が選んだ旭川家具を紹介しているのですが、パーソナルチェアやソファのファブリックも選ばせていただき、特別に制作していただきました。それを東川2M houseに運んで、自宅で撮影しました。
家具はショールームにあるよりも、住宅という空間の中にあって、初めてその魅力がわかると思っています。
実際、それぞれの家具がとても誇らしげに写真に収まってくれました。
Shimoda’s Choiceの家具は、旭川ふるさと納税の返礼品として選んでいただくことができます。
選んだファブリックは、それぞれのブランドの通常の見本の中からセレクトしたものです。ただ、一般の方は、ベーシックなもの以外は、なかなか選びにくいものです。実際に製品になったのを見ると、その魅力に気づいていただけるのではないかと思います。
3回目以降のコラムも執筆中。サイトに掲載されたらまたこちらでご案内させていただきますね。