家人が退院して、今日で5日目。
食欲もあり、少しずつ筋力もついてきていて、ホッとしています。
とはいえ、免疫抑制剤でもっているのが現状。
何が起きてもおかしくはない、という今、毎日が薄氷を踏む思いです。
最初の入院で9ヶ月の抗がん剤治療を経て、寛解して退院したのち、1ヶ月半で再発。その時の思いは忘れることができません。
その後、虎の門病院に移り、6ヶ月。臍帯血移植を経て退院しました。
しかし、臍帯血移植をしたからといって、再発しないという保証はないのです。
けれど、今の私たちは、先のことは考えずにいます。
ご飯を食べた、散歩ができた、お腹の調子がいい、、、そんなささやかな健康を心から喜んでいて、それ以上のことを望もうとは思いません。
そんな中、東川プロジェクトが完成に近づいてきました。
家人の退院と重なったこともあり、今、私は東川に行けないので、設計事務所の杉本さんが立ち会ってくれ、家電、家具、照明の2日がかりの納品が終了しました。
杉本さんから次々に送られてくる写真を、家人と一緒に見ながら、ワクワク!
やはり、住宅は家具が入って「家」になるのですね。
1日目。
なかなか家具がこないということで、先にカーテンをつけることに。何度もシュミレーションを繰り返したカーテン。天井から床まで、美しいドレープで収まりました。
そして大物が到着!
リーヴァのダイニングテーブル。2600の無垢材の天板を、一本脚で支える構造はどうなっているか、というのが組み立てを見ているとよくわかります。
天板裏のアイアン、凄いですねぇ!!!?
PPモブラーのPP58、ダイニングチェアも、リーヴァのテーブルと違和感なく調和しています。
そして、最初からこれは入れようと決めていた、カール・ハンセン&サンのコロニアルチェアとオットマンも定位置に。
シモンズのベッドマットレスも到着。リラックスコーナーを入れると、マットレスだけで5枚。?
テレビの前のリラックスコーナー、別名ゴロゴロソファは、カバーとクッションをAREAでオーダーしました。思いっきり太くした白のパイピングが効いています。
ベッドはベースと背面、サイドテーブルを造作で。マットレスがのると良い感じ。ベッドサイドの照明は、ルイスポールセンのVLデスクライトです。
照明も続々集結。
窓辺に置いたフロスのキャプテンフリント、はまっています。コンセントはすべて床に。
カウンターには、一目惚れしたヌーラのブロッシを3台。うっとり!
クッションは別にしてありますが、テラスにはロダの屋外ソファも置かれています。
2日目。
この家の要とも言える、デドンのオービットがやってきました! 幌付きなので、幌を上げると、パーソナルなコーナーに。
これで家具、照明の搬入はほぼ終わり。あとは、東京の自宅にいる羊のモリーがお引っ越しすれば完成です。
杉本さん、ありがとうございました。
家人の退院を祝うように、完成してくれた(完成させてくれた)東川プロジェクト。
設計事務所バケラッタの森山さん、杉本さんには、心から感謝しています。
そして、丁寧に作ってくださった芦野組の芦野社長、現場監督の山本さん、職人の皆さん、本当にありがとうございました。
3月30日には、私だけ東川へ行き、引き渡しに。
家人がこの家に行けるのは、北海道の春真っ盛り、5月の予定です。
【家具、照明をお願いしたショップ、代理店】
リーヴァ、ロダ→アルフレックスジャパンhttps://www.arflex.co.jp/
PPモブラー、カールハンセン&サン→ダンスク ムーベル ギャラリーhttps://www.republicstore-keizo.com/dmg/
デドン→ニチエスhttps://www.nichiesu.com/
ノル→ノル・ジャパンhttps://www.knolljapan.com/showroom/
ベッドマットレス→シモンズhttps://www.simmons.co.jp/
フロス→日本フロスhttps://flos.com/ja/
ルイスポールセン→ルイスポールセンhttps://www.louispoulsen.com/ja-jp/private
ヌーラ→リーインクープhttps://lynnbelys.com/
iPhoneから送信