今日は本当に美しい青空でした。
まだ少し肌寒いけれど、春が確実に近づいてきていることを感じます。
こんな日差しの日は、ベランダで過ごした時間がたまらなく恋しくなります。11月に、ベランダのグリーンを全て撤去しました。
その理由はこちらから。空っぽの庭https://yuka-shimoda.jp/wp/lifestyle/1039/
何もなくなったグレーのベランダは寒々として、室内から見るのも寂しい。
撤去する時、何とか持ちそうな小さな鉢植えだけ、室内に入れました。そしてアイビーやオリーブなどかなりの枝物を切って瓶に挿しました。
そのおかげで、ベランダの緑がなくても、室内にはたっぷりの緑があります。
小さな緑も、たくさん集まれば大きな緑になる。当たり前のことですが、自分で実践してみて気がついたこと、小さなコツがありました。それをまとめてみたいと思います。
1,つるす
小さなワイヤープランツの鉢は、マクラメに入れてカーテンレールから吊り下げています。本当に小さな緑なのですが視線の先にこれがあるだけで、殺風景な外の景色がほんの少しだけ緩和される気がします。
2,たらす
かなり長く伸びていたアイビーの枝を切って1つに束ねました。かなりボリュームがあるので、大きな安定感のある花瓶に挿して垂れ下がるようにしています。どんどん根が育ち、新芽もたくさん出てきました。
3,のせる
ほとんどの緑はキッチンのカウンターの上にのせています。こうすることで小さな緑も、椅子に座ったときの視線の高さに来るので、存在感が出るのです。シェフレラの鉢は、カウンターにのせることで天井につきそうなくらいの高さ。実際、もう何度も天井について先を切っているのですが、またすぐ伸びてしまうのです。
ハーブの鉢植えやバラの鉢植えは、アイアンの棚にのせています。キッチンの横の狭いスペースでも、こうすればたくさんの緑を集めておくことが出来ます。
窓辺は日当たりがいいので、室内でもミニバラが咲き始めました。
4,並べる
緑量を増やすために、ガラスの花器や空瓶を並べて、グリーンを挿しています。形や大きさはバラバラでも構いません。小さな物から大きなものへとなだらかに線を描くように並べて。いろいろな素材や色が入るより、ガラスだけのほうがきれいです。
5、増やす
この空瓶に挿す方法の良いところは、改めてグリーンを買う必要がないこと。今あるグリーンを切って挿してもいいし、花束の中に入っていた残ったグリーンを挿してもいい。そして育ったものは、また切って挿すと根が出てきたり。どんどん増やしていけるのです。
とにかく小さなグリーンでもある程度まとまった量があるとそれなりの存在感が出ます。そして先ほども書いたように、高さがとても重要です。できるだけ、緑が目線の高さに来るようにすること。ポイントはこの2つだけ。
室内が乾燥しがちな季節は、緑があることで湿度を加えることにもなります。
花のように毎日水を取り換えなくても、グリーンの水換えは1週間か2週間に一度くらいで大丈夫。ただ、水がどんどん減っていくので、小さな器は水が足りなくないか、気をつけてあげてくださいね。
小さなグリーン大量作戦、あなたも早速、やってみませんか。