そこにいてくれることが奇跡ーーオリンピックの日に

  1. Family

去年の8月、家人の白血病の再発を医師に告げられました。その時、処方箋にあったのは、


治療しなければ、余命2ヶ月


という言葉でした。


あれから一年。

臍帯血移植を乗り越え、今あることを思うと、そこにいてくれることが奇跡、という思いがします。

こんな気持ちになるのは、かつて同僚だった方の訃報に接したせいかもしれません。一緒に手がけた単行本に、その方のお名前を見、静かにご冥福をお祈りしました。


家人は、ここのところ、食欲が戻らず、1日のほとんどをまどろんで過ごしています。

先週の通院の血液検査では、炎症の数値は良くなっているということで、肺炎は徐々に回復してきていますが、まだ痰はきれません。帯状疱疹も瘡蓋になり、剥がれつつありますが、時々、痛みもあります。


そんな中、北海道の知人に教えてもらったスープだけは、どんな時もおいしいと口にしていて、助けてもらっています。


ヒポクラテススープ。別名、長生きスープとも言うようです。https://www.google.co.jp/amp/s/tokusengai.com/_amp/_ct/17332558
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効果は個人差があると思いますが、少なくとも、家人はこのスープを飲むようになって体内の浄化が進むようになりました。私はこのレシピの半分の量で作って、冷蔵庫に保存しています。


良いと聞けば、なんでもやってみる。それはどんな時も、人生に向き合う私の姿勢です。


オリンピックの開会式をテレビで眺めながら、穏やかにすぎた1日に感謝。


家人の健やかな寝顔が、今、とても救いです。

ヒポクラテススープ。
7種類の野菜を煮て、こして作る。