ちょうど1年前の2月1日に、ヴィトラのオーガニックチェア、シープスキンバージョンが届きました。家人がコンランショップで一目惚れして購入。届く前から「羊のモリー」と名づけました。
この名前の由来と詳しい経緯についてはこちらから→https://yuka-shimoda.jp/wp/interior/569/
ちょうど東川プロジェクトの基本設計が出来上がった頃。羊のモリーは、最初に決まった東川の家のための家具でした。
そして先日、アルティック東京ストアにオンラインツアーのビデオ収録に行った時のこと。アルヴァ・アアルトのスツール60のシープスキンバージョンを発見!これはもう連れて帰るしかない。
スツール60のシープスキンバージョンhttps://webstorejapan.artek.fi/products/スツール60-skandilock-curly-moonlight
名前はリトルモリーに即決! こちらも届く年前から名前が決まってしまいました。
そして今日、2月2日にリトルモリーが到着。羊のモリーと並べると、まるで親子みたい!?
別々に使っても良いのですが、オーガニックチェアのフットレストとしてもぴったりです。
それにしても、羊の毛ってどうしてこんなに気持ちいいんでしょうね。まるでふんわり抱きかかえられているよう。
見慣れたスツール60も、シープスキンの座面になるだけで、まるで違った姿に見えます。
座るのはもちろんですが、眺めているだけでも幸せになる家具たちです。
モリーを見ると、あの日、コンランショップでうれしそうにこの椅子に座っていた家人のことを思い出します。そしてまだ着工してもいなかった東川の家を思いながら、この家具を選んだことが蘇ります。
リトルモリーも、出会った時にモリーのそばに置きたい、と思った胸の高鳴りをいつまでも忘れないでしょう。
家具は記憶と分かちがたく結びついています。それは家族の歴史でもあり、人生の思い出でもあります。
今、家はほとんど出来上がり、家具の到着を待つばかり。
羊のモリーとリトルモリーは、遠からず雪の東川の家へ旅立ってゆくことでしょう。
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