希望ーー現在進行形の【東川プロジェクト】

  1. Family

家人は昨日、首にカテーテルを挿入し、今日からビーリンサイトという抗体療法が再び始まりました。
以前の病院で、一度、経験している治療ではありますが、あー、本格的に始まったんだな、という思いがします。


ここからはおそらくノンストップで、12月の移植まで行くことになるでしょう。


お正月は病院で私たちと過ごしてください、と明るく言ってくださった担当医師。本来ならば、もしかすると東川の家で迎えられたかもしれないクリスマスとお正月でしたけれど…。


その東川の家は、順調に工事が進んでいます。

3週間ほど前の写真。


先日、バケラッタで細かい打ち合わせがありました。その日の課題は、インターホンと郵便受け、ドアの色とカウンターの色、照明の再確認、カーテンの見本チェック、キッチンの見積もり確認… と盛りだくさん!


ここまでのプロセスでも、何度も経験していますが、とにかく見本を取り寄せ現物を確認し、原寸大でチェックするというのがバケラッタ、森山さんの基本姿勢。


この日も事務所に伺うと、壁に原寸大のポストとインターホンのモックアップが貼り付けてありました。

黒い部分が郵便受けとインターホン。
左側が内側の取り出し口。


長くモダンリビングの編集に関わって何百件もの住宅を取材してきましたが、そのほとんどは建築設計事務所の手によるものです。


建築家の住宅が一般的な住宅と何が違うかーー端的に言えば、極力ノイズを排除する、と言うこと。


この日もそのことを実感しました。ポストとインターホンを黒いカバーで被ってしまい一体化してすっきりと見せる。内側に飛び出す郵便受けは壁の色に合わせて塗装する。
それはもうすっきりしていてスタイリッシュ!

あまりにノイズがなさすぎて、東川の郵便屋さんがどこにポストがあるのかわからないかも…?

玄関。


ドアの色も実際の色見本を壁や床の罪と合わせ、点検していきます。ドアを何色にするか、全体の色バランスはどうか、それによってカウンターの色をどうするか。


1カ所が全体と関わり全体が1カ所と関わる。常に行ったり来たりしながら一つ一つのものを決めていきます。


自由に事務所を駆け回っているシロが、ちょっとお手伝い。?

シロがセレクト中。
?


家は、年内にほぼ出来上がる予定ですが、家人の入院が春までと見えてきた今、急ぐ理由もなくなりました。
それでも懸命にやってくださっている多くの方に支えられて出来上がっていく東川の家は、私たちの「希望」です。


家は、そこでの暮らし、未来を象徴するものなのですから。

模型もますます細かく作り込まれていく。

⭐️東川プロジェクトのスタートはこちら→http://yuka-shimoda.jp/lifestyle/254/

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