小さな進歩ーー「できること」が増えている

  1. Family

家人が入院して20日が経ちました。

病棟では、看護師さんが日替わりで担当してくれます。
今日、数日ぶりに担当してくれた看護師さんが
「すごい!  小石さん、できることが増えている!」。
この言葉を、家人も私もどんなに嬉しい思いで聞いたことか。

先週までは、ほとんど自分では身の回りのことができなかった家人が、週末から1日1日、目に見えてできることが増えてきたのです。

椅子に長く座っていることができるようになり、歩行器を使っての歩行から伝い歩きができるようになり、食事も自分でスプーンを持って食べることができるようになりました。

日々のリハビリは、長い時間ではありませんが、それでも家人にとってはかなり大変なこと。
それがここにきて形になってきました。

一方で、焦らない、とは言っていても、本人が精神的に落ち込むことも多々あります。
FaceTime越しに、ただそれを聞いてあげることしかできないのはとても辛いものです。

今の家人の楽しみといえば、食事の後のデザートに何を食べるかくらい。
まだ食事の制限も多いので、デザートといっても、果物のゼリーか、コーヒーゼリーか、杏仁豆腐か、、、くらいなのですが。

フィッシュバーガーを食べたいというので、今日はモスのフィッシュバーガーとコーヒーをポットで差し入れしました。
パンは飲み込みにくいので、NGだったのですが、今日はOKが出て、看護師さんが付き添いのもと自分で食べることができました。3時のおやつに、フィッシュバーガー1個完食!?


こんな小さな進歩が本当にうれしい。


今、私たちの幸せは、この日々の中にあります。
退院に向けて、少しずつ、少しずつ。

朝のFaceTime朝食も復活。
一緒にいる時間がうれしい。

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