新しいことを始める時の3つのコツーー20年ぶりのスキー

  1. Lifestyle

「今年はスキーを始めます!」と、秋から公言していました。
既成事実を作らないと、素通りしてしまいそうなので、あえてそうしたのですが?
しかし、、、前回のスキーは2002年。実に20年ぶり。ほとんど初めてに近い。

初めてのことって、ハードル高いですよね。

普段、全然運動していないから、筋力に自信がない。
ましてや、東川では車生活でほとんど歩かないから、ますます運動不足。
骨折の経験は3度。スキーではないけれど、左手、右足、左足。
また、怪我したらどうしよう。

道具もない。全部、揃える? 遠いなあ。
などと考えると、ますますハードルが上がってしまいました。

しかも、クリスマスに滑って転んで背中を打ち、しばらく寝返りも「いたた!」という状態でした。
そんな私をグッと押してくれたのが、インストラクターのMさんでした。
Mさんには、うちの草刈りや除雪などのメインテナンスをお願いしています。
笑顔の爽やかなMさんは、実はスキーの指導員でもあると聞き、去年からお願いします!と声をかけてありました。

お正月4日、「今年もよろしくお願いします」とメッセージした際、「スキーレッスンも、、、」と書き添えたら、「今日の午後なら空いていますよ」と返信が。

ということで、午後にはレンタルスキー&レンタルウエアで、ゲレンデに。
朝起きた時には、まさか今日、スキーをするとは思わなかった、、、、。

キャンモアスキービレッジの上からの景色。
東川の町が一望できる。

その翌日には、叔父に見てもらってスキー一式を購入。
81歳の叔父は、今も元気にスキーを楽しんでいます。そして、今回、初めて知ったのですが、、、、叔父と従兄弟(叔父の息子)は、旭川でDDSというスキーのチューンナップショップを、やっていました。?つまり、専門家でした。?私のスキーも、購入直後、叔父が自らワックスがけをしてくれ、万全の体制に。

叔父に見てもらいスキー一式を購入。


それから1ヶ月。スキー場まで車で10分という地の利を活かし、すでに7回通いました。ほとんどが1時間コース。リフトも混んでいないので、1時間で1500mくらいのコースを5本は滑れます。


しかし、自主練には限界が、、、。そこで、今日はインストラクターのMさんに、再度レッスンをお願いしました。
東川のキャンモアスキービレッジは、16時半からのナイターチケットは、回数制限なしの500円!ナイターは30年ぶりくらいです。幸い今日は風もなく、−4℃くらいと比較的暖か。?16時半からの1時間ほどのレッスンで、本質的なことを教えて頂きました。

30年ぶりのナイター!


自然の中でのスポーツは、日々条件が違います。同じスキー場でも、雪質や天気によって、さまざまな発見があります。だから楽しい!飽きない!


帰り道、車を運転しながら、5年前の自分にこんなこと想像していなかつたよね、と話しかけました。
2018年に車の免許を取り、2021年から東川での二拠点生活を始め、そして今年はスキーをしている。


新しいことを始めるのは、歳を追うごとに難しくなっていきます。でも、その壁を超えた時に見えてくるものがある。
私はそうでした。


新しいことを始める時のコツは、


1.やると公言する。

2.最初からインストラクターにつく。

3.ある程度になるまで集中的にやる。


ということでしょうか。語学や資格を取る場合も、同じことが言える気がします。


私のスキー再開に、従姉妹(叔父の娘)から、「おじいちゃんの血を感じるね」とメッセージが。


スキーとウイスキーが大好きで、おしゃれさんだった母方の祖父。仕事を退職してから、旭川の井の沢スキー場(もうなくなってしまったけれど)の麓に家を建てたほどで、亡くなる直前まで、スキーをしていました。今でも、家の中でエアスキーをしていた祖父を思い出します。私の初スキーは、リュックに入れられ、首だけ出して祖父に背負われてのものでした(写真が残っています)。


私にとっては、幼い時の景色が思い出されるスキー場。リフトから下を見下ろしていると、懐かしく、温かい気持ちになります。


私はここに帰ってきたんだね。


今日、ナイターを終えてゲレンデを振り返ると、満月が煌々と輝いていました。

今夜は満月。