朝、目が覚めた時、夢を覚えていることはありますか。私はほとんどないのですが、今朝は珍しく夢の最中に目が覚めました。
至誠がエア鳩出しをしているのを見て(何も道具を使わずに身振りだけでマジックの鳩出ししをする)、私が笑っている夢でした。目が覚めた時も、私はまだ笑っていたかもしれません。
そんなことはよくありました。食事の途中でも突然、エア鳩出しをすることがあって、、、。至誠はいつも私を笑わせてくれました。
肺炎で入院して1週間になります。早く今朝の様子を知りたいと思いながら、検査結果が出て、担当医と話をできるのは10時過ぎ。ジリジリしながらそれまで待ち、病院に電話してみました。
肺の影は次第に薄くなっているとのこと。酸素の供給量は30%で変わらない(最低が25%)のでまだ人工呼吸器を外せないが、あと1週間くらい様子を見ましょうと。
至誠は次第に意識が戻って、うなづいたりするけれど、喉が痛いと訴えるので、まだ少し軽い麻酔をしているそうです。血圧は問題なし。昨日から寝たまま、膝を柔らかくするリハビリも始りました。
話を聞いて少しほっとしました。それでも一日のうちには何度か不安がこみ上げてきます。
そんな中、とても嬉しいものが届きました。東川へ行った友人が東川2M houseのぶどうを摘んで送ってくれたのです。箱を開けるとぎっしりとデラウェアが入っていました。
今、摘んだばかりかと思うほどのみずみずしさ。東川の空気と香りも一緒に届いたよう。宿泊したニセウコロコロのドングリの実も1つ入っています。
ケーキスタンドに山盛りに盛ってみました。ぶどうの輝くような色。なんと美しいのでしょうか。今、この時期にしか巡り会えない、1年に1度だけの自然からのプレゼントです。
至誠の1日と私の1日は決して同じではありません。
1日の終わりに、私は自分に問いかけます。
今日を漫然と生きてはいなかったか。
淡々と誠実に生きたか。
時の重さを抱える日々が続いています。
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