暮らしの術【11】心をリセットする整理整頓

  1. Interior

東京の非常事態宣言が解除された翌日。
街は少しずつ息を吹き替えしていました。


飲食店はまだテイクアウト中心のところが多いようですが、しんと静まり返っていたお店が、何もなかったかのように、普通に営業しているーー個人的には、そのことに慣れるのに、少し時間がかかるような気がします。


Stay at homeしていたこの間、部屋の片付けをした、と言う声をたくさん耳にしました。

私も断捨離とまではいきませんが、ずっと気になっていた本棚の整理に着手。
7days book cover charge であちらこちらから本を引っ張り出したこともあって、もう本棚がぐちゃぐちゃに。

そして溢れて積み上がった本があちらにもこちらにも。
一気に片付けてみて、まぁ実に劇的に変わるものだなぁと。?

リビングの造作の本棚。

本をしまう場所は4カ所ありますが、ここはインテリアの本や写真集、アートの本などビジュアル本中心。

リノベーションした8年前はスカスカだったのに、既にもう満杯近し。
本の前には小物がいろいろ。


とりあえず小物を全て下ろし、本を徹底的に整理しました。

積み上がっていた本もビジュアル系はここに収めることに。
さて次はその下の棚。

以前は床の間的ディスプレイスペースだったはず。

いつの間にかすごいことになっていました。
とにかく全部下ろすのが基本。
それから新たな目で1つずつ置いていきます。

今は少しすっきりさせたい気持ちなので、額も思い切って減らしました。

夜はこんな感じです。


本棚を片付けて思ったのはーー


部屋をリセットすることは、暮らしと心をリセットすること。


「自分の持っているものの価値を生かすこと」。


いつも私の心にある言葉ですが、そのための第一歩は、整理整頓をして一つ一つの物と向き合うことなのだ、と改めて気づきました。