辛い時こそ、暮らしを丁寧に

  1. Family


至誠がICUに入って3日目。知らせがないのは良い知らせ、とはいえ、心休まらない時間が続いています。夜は何度も目が覚め、朝方になってやっと眠る感じです。


今朝、担当医に電話したら、酸素値も落ち着いていて、変わりないとのこと。少しずつ苦しくない程度に、麻酔を覚醒していくとのことでした。


昨日、今日は何があるかわからないので、スケジュールをオフにしていました。ですから、仕事はタイトではないのですが、何かしていないと落ち着かない。できることなら、クタクタになって寝落ちしてしまいたい。


部屋を片付けることにしました。至誠が3月に退院して半年。日々の時間に追われて、暮らしもマイナスをゼロに戻すのが精一杯でした。さまざまな暮らしの澱(おり)が溜まっていることには気づいていても、それに手をつける余裕がありませんでした。


整理収納アドバイザーの友人の遠隔リモートアドバイスを受けて、見えない戸棚や引き出しから始めました。


白血病で入院してから、もうすぐ2年。もう履かないであろう至誠の靴の処分。ずっと開けたことがなかった箱やカゴの中身の分別。ゴミ袋何個も捨てるものが出ました。


腰を上げるまでは、とても重いことでしたが、やっていくうちに、少しずつ気持ちが軽くなっていくのがわかりました。


家の健康と心の健康は、どこかで繋がっているのかもしれません。


家に風が通り、淀みがなくなることの気持ちよさ。私はスピリチュアルな人間ではありませんが、至誠の呼吸も楽になっていくのではないか、という気がします。


辛い時こそ、暮らしを丁寧に。


食べることも、自分だけの一瞬のことですが、できるだけ美しく。気持ちが辛いからこそ、整った環境や美しい料理は、自分を支えてくれると信じています。


整理収納はまだまだ始まったばかり。毎日、少しずつ、私の「今」を生きるために続けていきます。

棚を片付けてできたギャラリースペースには
至誠の猫コレクションを。
片付けの後のベランダランチ。
軽井沢の友人が送ってくれた野菜と、
ご近所さんから頂いたカボスでツナサラダ。

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