家人の再入院に、多くの方からたくさんのエールを頂きました。本当にありがとうございます。二人とも、その言葉がどれほど力強かったことか・・・。感謝の気持ちでいっぱいです。
再入院のブログでは、簡単な経緯しか触れませんでしたが、現在は24日からスタートする抗体療法に向けての検査の毎日です。準無菌室にはいますが、特に自覚症状はなく、食欲も普段と変わらない状態です。
経験するまで、私自身、白血病という言葉は知っていても、実態は全く知らなかったので、そういう方も多いかと思います。最近、症例も増えていますので、簡単に説明しますね。
「血液のがん」とも呼ばれる白血病は、原因がはっきりしていません。突然発症し、急性の場合は、急激に症状が進みます。多くのタイプがあり、それに対応した治療法がとられます。
外科的対応ができないので、手術はありません。治療は投薬と点滴が基本です。化学療法(抗がん剤投与)、抗体療法、骨髄移植などが主な治療法です。
再発がわかってから1週間経ち、私たちの気持ちも落ち着いてきました。
父の介護の時でもそうでしたが、日々の暮らしの中には辛いことだけではなく、心が柔らかくなる時間もあるものです。
家人といると、いつもクスッと笑いたくなることに出会います。
今回の入院では、二回めということもあり、準備万端。リモアのトランク、大中小3個と共に入院手続き。数ヶ月海外旅行並みの荷物。?
電気ポットとイッタラとアラビアの器、一揃いも一緒に。
以前の入院中も、夕食時はFaceTimeでしたが、今回はリモートワークで家にいることもあり、朝昼晩、食事の時は毎回、FaceTime。ずっと一緒にご飯を食べていたので、これが普通になってしまいました。器の前にiPadを置いてFaceTimeで話しながら食べていると、向かいの席にいるように錯覚してしまう・・・・。?

おもしろい話、ウケてしまう話、人間関係の機微、プライムビデオのドラマ「オックスフォード事件簿・モース」など話はつきません。
そして折々に出てくるのは、東川での新しい暮らしのこと。
フェイスブックを見ると、今朝の東川の最低気温は11℃。もう稲穂も黄金色になり始めています。そんな東川を思いながら、そこでの暮らしを想像すると、二人とも自然と笑顔に。
人生には辛いこともあるけれど、暮らしの中には、「どんな時にも笑いはある」。
いつもそれを忘れずにいたいと思います。
